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このページでは、江南市で注文住宅を建てるときに知っておきたい土地選びのポイントを解説しています。
土地選びを本格的に始める前に行っておきたいのが希望条件の整理です。この作業を怠ると、評価基準が定まらないため目移りして購入する土地を絞り込めない恐れがあります。条件の優先順位はライフスタイルによってさまざまです。
例えば、自然豊かな地域のほうが良いこともあれば、近くに商業施設がある便利な地域のほうが良いこともあります。家族が過ごしやすいと感じられる条件を整理しておきましょう。
注文住宅を建てるとなると、土地代以外にも建物の建築費などがかかります。これらの合計を予算内に納めなければならないため、土地にかけられる費用を踏まえておくことがかかせません。
具体的な割合は、予算や建物のグレード、購入する地域などで異なります。他の条件が同じであれば、土地にかける予算の割合は都市部ほど高くなる傾向があります。
同じ広さの土地であっても、建てられる家の大きさは異なることがあります。影響を与えるのが、敷地面積に対する建築面積の割合を意味する建蔽率と敷地面積に対する建物延べ床面積の割合を意味する容積率です。建蔽率と容積率は土地により異なります。土地選びの際に確認しておくことが重要です。
土地を選ぶときは、用途地域にも注意しなければなりません。用途地域は、土地の用途を定めたルールです。具体的には、住宅系・商業系・工業系に大別されます。これらの分類により、建てられる建物は異なります。
例えば、工業専用地域に住宅は建てられません。したがって、用途地域によって、将来の街並みも変わってきます。希望する建物を建てられる用途地域、暮らしやすい用途地域を選びましょう。
上下水道をはじめとする基本的な生活基盤が整っていない土地は、建物を建てるためインフラの整備から始めなければなりません。ケースによってはまとまった費用がかかるため、購入前に詳細を確認しておく必要があります。インフラが老朽化している場合も同様です。
正方形や長方形などのように形が整った土地を整形地、これら以外の土地を不整形地といいます。不整形地のメリットは土地の評価額を抑えられることです。ただし、その特徴によっては、建物を建てるときに盛り土をはじめとする追加の工事を必要とします。したがって、不整形地を購入するときは、追加の工事費用などを確認しておかなければなりません。
土地の中には建築条件付きのものがあります。ここでいう建築条件は、家を建てる工務店と家を建てる時期です。つまり、建築条件付きの土地を購入すると、いつまでにどの工務店で家を建てるかが決まってしまいます。土地代は割安に設定されることが多いですが、希望通りの注文住宅を建てられないこともあります。建築条件付きの土地を購入するときは、条件をよく確認しておくことが重要です。
※住まいの安心の定義として(1)国土交通省が定めた「長期優良住宅の認定」(2)住宅にかかる荷重を計算し安全性を判定する「構造計算に対応」の2点に対応している住宅会社を選出し、スタイル別に分けて紹介しています。(※2021年2月調査時点)