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注文住宅を建てる際に気になるのが、エリア内での災害です。犬山市・丹羽郡が近隣偉いである江南市ではどのような防災対策が行われているのか、避難場所情報も含めてご紹介します。
江南市では南海トラフ地震が起きた際の防災対策に力を入れています。もし南海トラフ地震が発生したとすると、江南市では最大震度6弱の揺れが観測されると想定されているので、発生した場合には「南海トラフ地震臨時情報」が発表され、地方公共団体による呼びかけが行われます。
震災による死者の減少のために江南市では、「江南市空家等対策計画」の策定や公共施設の耐震化、防災訓練なども実施しています。その他、防火水槽の修繕・耐震化、防災施設の維持管理、市民への出荷防止と初期消火の啓発などを行うことにより防災対策に努めているとのことです。
江南市の避難場所は災害の種類により異なり、洪水では小中学校もしくは公共施設の上階や屋上とされていますが、地震・大規模火災の場合は小中学校のグラウンドや公園などと指定されています。
【洪水】
【地震の余震・大規模火災】
万が一の災害に備えて、避難できる場所をあらかじめ確認しておいてください。
江南市では1891年に濃尾地震が起きていて、建物が倒壊したり、水田や道路、堤防などの地割れや地面の陥没などの被害が発生しました。また江南市近くの犬山市では、同じく1891年の地震により建物の崩壊や山崩れ、火災、地割れなどが起きた他、1662年の地震にて犬山城にて石垣が崩壊しました。1868年には犬山市の入鹿池の堤防が決壊する災害が起こり、住宅に大きな被害が及んだこともあります。
最近では2018年の豪雨の影響で江南市において道路冠水などの被害があったことから、木曽川が決壊した際の防災対策も求められています。
南海トラフ地震が発生する可能性も考えられるため、江南市・犬山市・丹生郡での注文住宅建設を検討されているなら、防災対策および避難場所の確認などをあらかじめ徹底しておくことが必要でしょう。
※住まいの安心の定義として(1)国土交通省が定めた「長期優良住宅の認定」(2)住宅にかかる荷重を計算し安全性を判定する「構造計算に対応」の2点に対応している住宅会社を選出し、スタイル別に分けて紹介しています。(※2021年2月調査時点)