江南市の住宅の補助金や助成金

このページでは、住宅を建てる際に利用できる補助金や助成金の情報をご紹介しています。（2022年2月14日調査時点）

住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金制度

江南市では、地球温暖化防止に寄与する目的で、自身が住む江南市内の住宅に地球温暖化対策設備を設置する方に対して設備費の一部を補助する「住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金制度」を用意しています。 補助の対象となる設備は下記の通りとなっています。

• 住宅用太陽光発電システム（発電システム）※一体的導入の場合のみ補助対象
• 定置用リチウムイオン蓄電システム（蓄電システム）
• 家庭用エネルギー管理システム（HEMS）
• 家庭用燃料電池システム（燃料電池システム）
• 電気自動車等充給電システム（充給電システム）
• 断熱窓改修工事　※一体的導入の場合のみ補助対象
• 高性能外皮等（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス（ZEH）に限る。）　※一体的導入の場合のみ補助対象

発電システムや断熱窓改修工事、高性能外皮等（ZEHに限る）の設備によって申請を行う場合には、単体での申請ができない点には注意が必要です。申請を行うためには一体的導入による設置が必要となります。

補助金額については、設置する設備によって異なっており、例えば蓄電システムは10万円、充給電システムは5万円となっています。いずれも補助対象経費が上限となりますが、どの設備でどれくらいの補助金額となるのかを確認しておきましょう。

補助申請については、補助事業が完了した日から60日以内またはその年度の3月31日までとなっていますが、予算額の上限に達した時点で受付終了となりますので、早めの申請がおすすめです。補助申請のための詳細に関しては、江南市のホームページを参照してください。

浄化槽設置費補助金制度

生活雑排水の影響による河川などの水質汚濁を防止する目的で、江南市では「浄化槽設置費補助金制度」を設けています。この制度では、専用住宅における既存の単独処理浄化槽または汲取便槽を撤去し、合併処理浄化槽を設置する場合に補助金を交付します。

この合併処理浄化槽は、処理対象人員10人以下の高度処理型の水質基準要件にプラスして、環境配慮型の要件を追加したもの、という点が条件となっています。また、補助の対象となる地域は、公共下水道事業計画区域を除く地域、および市長が指定した区域を除く区域、とされています。

補助金額（補助限度額）については下記の通りとなっています。

• 5人槽：448,000円
• 6～7人槽：539,000円
• 8～10人槽：682,500円
• 撤去費用分：105,000円

こちらの補助金の交付を受けようとする場合には、あらかじめ補助金申請書に設置場所の案内図や配置・配管予定図、浄化槽設置工事見積書の写しをはじめとする必要書類を添付して市長に提出する必要があります。

その他、家を建てるときに使える補助金や助成金制度

ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）支援事業

電気やガスなどのエネルギーの使用量を抑えながらも快適に過ごせるZEH住宅の建築する場合にも補助金の交付を受けられます。ポイントとしては「ZEH支援事業」と「次世代ZEH+実証事業」の2つの段階により事業が分かれているという点。どちらの要件を満たしているか、という点によって補助される金額が変わります（「先進的再エネ熱等導入支援事業」と併願することによって、さらに90万円を加えた額を受け取れます）。

• ZEH支援事業：60万円（※2022年度は55万円の予定）＋蓄電で最大20万円
• 次世代ZEH+実証事業：105万円（※2022年度は100万円の予定）

ZEH支援事業の適用要件としては、「居住用の住宅であること」「ZEHビルダーとして登録されている施工会社がZEHの要件を満たした家を新築すること」となっています。

また、ZEH支援事業の補助金を受け取るためには、公募期間中に申請を行い、期限内に代金を支払う必要があります。情報公開は毎年4月に行われますが、2021年度の場合は公募期間が5月6日〜11月19日となっていましたので、逐一確認しておくと良いでしょう。

地域型住宅グリーン化事業

「地域型住宅グリーン化事業」は、認定長期優良住宅、ゼロエネルギー型住宅、高度省エネ型住宅（認定低炭素住宅）の基準を満たす家を新築する際に時補助金の交付を受けられるという内容になっています。補助金額は下記の通りとなっています（地域材加算、三世代同居加算、若者・子育て世帯加算あり）。

• 認定長期優良住宅：上限110万円
• ゼロエネルギー型住宅：上限140万円
• 高度省エネ住宅：上限70万円

適用される条件としては、「認定長期優良住宅、ゼロエネルギー型住宅、高度省エネ型住宅（認定低炭素住宅）の条件を満たすこと」「（原則）地域木材を使用して一定性能以上の住宅を立てること」「国の採択を受けたグループの構成員である中小住宅生産者などによって建てられた住宅であること」といったものが挙げられます。

こちらの補助金は、採択グループに加盟した中小建築事業者のみが申請を行えますが、先着順となることからこちらも早めの申請が必要といえます。

グリーン住宅ポイント制度

「グリーン住宅ポイント制度」とは、一定性能を持つ居住用住宅を取得する際に「グリーン住宅ポイント」を発行するものです。このポイントは、商品に交換する・追加工事を行うといったことに使用できます。また、「新築」とは契約時に契約から1年以内、第三者が未入居の住宅を指します。ポイントの対象となる住宅の条件は下記の通りとなっています。

• 認定長期優良住宅
• 認定低炭素建築物
• 性能向上計画認定住宅
• ZEH

上記の条件を満たした住宅には基本ポイントとして「40万ポイント」が付与されますが、多子世帯が取得する住宅や三世代同居仕様である住宅など、加算条件を満たした場合にはさらにポイントが加算されます。

こちらのポイントの申請は、原則として工事が終了してから住宅の所有者が行うことになりますが、注文住宅の場合には工事請負契約後であれば工事前・工事途中でも申請可能となっています。

（ただし、グリーン住宅ポイントの発行申請期限は2021年１１月30日で終了しています。※オンラインでの申請は2021年12月15日まで）

犬山市で長期優良住宅に
対応している
工務店について詳細を見る