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愛知県犬山市は、「尾張の小京都」とも呼ばれるほどの風雨校明媚な土地として知られています。歴史的な祭りも数多く開催されており、犬山祭りや鵜飼い、大縣神社豊年祭といったイベントには、毎年多くの人が足を運んでいます。ここでは、そうした犬山市の住みやすさを、さまざまな側面から見ていきましょう。
犬山市は、愛知県西武の最北端に位置する市です。1537年に築城された犬山城のもとに城下町が発展し、現在も現存するものとしては日本最古の様式を特徴とする天守閣を持つ犬山城とその町並みは、今でも往時の面影を残しています。主要産業は製造業で、名古屋内陸工業地帯の一翼を担っています。
犬山市における1人当たりの地方税は、およそ16.4万円。納税義務者の納税額は321.7万円となっています。保育施設の数は14施設で、利用者数は1218人。待機児童数は0人なので、子育て世帯にとっては暮らしやすい環境だと言えるでしょう。
犬山市の治安は、比較的いい部類に入ると言えます。令和2年4月時点での刑法犯の発生件数は15件で、前年比-15%。侵入盗、ひったくり、自動車盗、オートバイ盗、自転車盗、部品ねらい、車上ねらい、自動販売機ねらい、強盗、恐喝の10種類の主な犯罪の発生件数は3件で前年比-7%です。この数値を見る限り、犬山市の犯罪発生件数は少ないと言えるでしょう。
また、同じく令和2年4月時点での愛知県犬山警察署の発表による犬山警察署学区別刑法犯発生状況によれば、犬山北学区がもっとも犯罪発生件数が多かった学区で23件、もっとも少なかった学区は栗栖学区で1件となっています。
犬山市の公式サイトでは、妊娠からお母さんの健康状態まで、それぞれのライフステージに合わせた支援制度や施設を検索できるようになっています。
妊娠中の女性に対しては、犬山市に来たばかりで知り合いがいない方に向けて、「ママ友in犬山」というグループを運営しています。子育てしている同世代の人が身近にいなくて不安、妊娠中で不安なことが多いといった人にママ友との出会いを提供することで、仲間づくりの機会を設けます。
ひとり親家族への支援としては、金銭面やメンタル面の支援を行っています。金銭面では児童扶養手当、母子父子家庭医療サポート、メンタル面では母子父子家庭への自立支援に関する相談やひとり親家庭等日常生活支援事業などを行っています。
犬山市は、教育の場も豊富な土地です。メインエリアから徒歩10分以内に小学校や中学校がありますし、保育園も1才児から預かってくれるところが多いので仕事と子育てが両立しやすい環境が整っていると言えるでしょう。また、幼児教育から生涯学習まであらゆる世代を通じて教育や学習に励める環境が整っていると言えます。実際に住んでいる人からも、さまざまな講演会が開催されておりそれらに参加する人が多い、義務教育の場でさまざまな試みがあり、子どもたちの学習能力を引き出す方向での教育が積極的に行われているという評価があります。
犬山市の主要路線は、名古屋鉄道 犬山線、名古屋鉄道 小牧線、名古屋鉄道 広見線です。主要駅へのアクセスは良好で、主要駅のひとつである名鉄羽黒駅へは約15分でアクセス可能ですし、名古屋駅へのアクセスも犬山・平安通などを経由すればおよそ1時間で行くことができるので、休日の買い物や遊びに行く場所に困ることはないと考えていいでしょう。また、主要な駅には特急も停まるので、周辺地域への素早いアクセスも可能です。小牧方面、可児方面、岐阜方面、名古屋方面、いずれもアクセスしやすいので、通勤・通学にも便利な土地であると言えるでしょう。反面、市内の公共交通機関の発達はまだ不十分で、移動は自家用車がないと不便でしょう。
犬山市の観光スポットの代表格とも言えるのが、この犬山城です。1537年に織田信長の叔父である織田信康によって築城されたこの城は、現存する中でも最古の木造天守閣として知られています。犬山城を構成する木材の多くは当時のものがそのまま残っており、今でも木のぬくもりが感じられる魅力的な観光スポットとなっています。天守閣最上階からは犬山市が一望でき、特に晴れた日には素晴らしい眺めを楽しむことができます。
明治期の建物やグルメを楽しむことができる、体験型の野外博物館です。建物やグルメのほかにも、日本最古クラスの蒸気機関車や京都市電の体験乗車を楽しむこともできるので、のりもの好きなお子さんと一緒に休日を楽しむのにも最適でしょう。蒸気機関車は約800メートルの距離を5分程度の時間で運行しています。京都市電は30分間隔で運行しているので、休日でもあまり待たされることなく楽しめるでしょう。
世界各国から収集された民俗資料6000点が収蔵されている民族博物館です。博物館の中で世界一周旅行を楽しめるので、休日のお出かけスポットとしては非常に魅力的であると言えるでしょう。また、屋外には移築もしくは復元による世界各国の民家があり、実際にその中に入って異文化の暮らしを体験することができるのです。
※住まいの安心の定義として(1)国土交通省が定めた「長期優良住宅の認定」(2)住宅にかかる荷重を計算し安全性を判定する「構造計算に対応」の2点に対応している住宅会社を選出し、スタイル別に分けて紹介しています。(※2021年2月調査時点)